企業規模 × 投資内容から導く!あなたに合った補助金の見つけ方

企業規模 × 投資内容から導く!あなたに合った補助金の見つけ方

はじめに

――成長を狙う中小・小規模事業者に朗報!
2025年夏、公募が続々スタート中の各種補助金を、企業の“規模”や“投資内容”という視点から整理しました。どの制度が自社にマッチするかが見えてくる、読み物感覚でチェックできる特集です。

「補助金選びは“自社の投資力”と“使い道”がポイント」

  • 企業の規模感…従業員数や売上規模によって、申請できる補助金や上限額が大きく変わります。
  • 投資の大きさ…100万円未満か数千万円規模かによって制度選びが変わる。
  • 投資内容…機械設備、システム導入、新拠点、販路開拓など、内容により「採択されやすさ」も変動。

この読み物では「自社に何が合うか」の視点も意識しました。

今、注目の補助制度と“あなたに向くポイント”まとめ

■ 小規模事業者持続化補助金(一般型)ー公募中!

  • 企業規模:小規模事業者(例:商業・サービス業で常時5名以下など)対象。
  • 投資目安:少額~中額(補助上限50万円、賃上げ特例で最大200万)。
  • おすすめのシーン:ECサイト構築や展示会出展、広告・旅費など販路開拓~業務効率化を手軽に推進したい企業にマッチ。

■ ものづくり補助金(高付加価値化/グローバル枠)ー第20回公募中!

  • 企業規模:中小企業者。従業員数や売上により上限が異なる。
  • 投資目安:中型~やや大型(数百万円~数千万円)。
  • ポイント:新製品・サービス開発や海外展開を視野に、付加価値向上に励む企業にぴったり。

■ 省力化投資補助金(一般型) — 第3回公募中!

  • 企業規模:中小~中堅企業(上限補助額は従業員101人以上で最大1億円)。
  • 公募スケジュール:申請受付は8月4日(月)10:00~8月29日(金)17:00。採択発表は11月下旬の予定です。
  • 読みどころ:第1回公募では採択率が68.5%という高水準!人手不足の解消や業務の自動化・DX投資に本気の企業にはぜひチャレンジしてほしい制度です。

■ 新事業進出補助金・成長加速化補助金・大規模成長投資補助金

  • 企業規模・投資額:新事業や成長戦略に取り組む中小・中堅企業向けで、投資規模は数千万円~数十億円規模。
  • 使い道:拠点設備、事業モデル変革、技術導入など、大胆な投資計画に対応。
制度名① 申請できる企業の規模② 投資総額・補助額レンジ(補助率)③ 主な補助対象(例)
小規模事業者持続化補助金(一般型・通常枠)小規模事業者等 =(製造等:常時20人以下、宿泊・娯楽:20人以下、商業・その他サービス:5人以下)等。NPOは要件あり。補助上限50万円(インボイス+賃上げ特例で最大+200万円)/補助率2/3(賃上げ特例の赤字は3/4)。投資総額の下限規定は実質なし。機械装置、広報、Web・EC、展示会、旅費、新商品開発、借料、委託・外注 等。販路開拓+(併せて)業務効率化。
ものづくり補助金(第20次・概要)中小企業者等(定義は中小企業基本法等)。応募区分により従業員規模で上限額が変動。【製品・サービス高付加価値化枠】上限:従業員5人以下750万/6–20人1,000万/21–50人1,500万/51人以上2,500万。補助率:中小1/2、小規模・再生事業者2/3。大幅賃上げで上限+100~1,000万。/【グローバル枠】上限3,000万(同補助率)。新製品・新サービス開発、海外需要開拓に伴う設備投資・広告・システム等。
中小企業省力化投資補助金(一般型)中小企業者・小規模事業者等・一部特定事業者・NPO・社福等。上限:従業員5人以下750万(特例時1,000万)、6–20人1,500万(2,000万)、21–50人3,000万(4,000万)、51–100人5,000万(6,500万)、101人以上8,000万(1億)。補助率:中小は1,500万まで1/2(要件で2/3)、超過分1/3。小規模・再生は1,500万まで2/3、超過1/3。個別現場の省力化に合う設備導入・システム構築(カタログ型とは別に個社型の設計可)。
中小企業新事業進出補助金「中小企業等」。既存と異なる新市場・高付加価値事業への進出が要件。補助下限750万円。上限:従業員20人以下2,500万(特例3,000万)、21–50人4,000万(5,000万)、51–100人5,500万(7,000万)、101人以上7,000万(9,000万)。補助率1/2。機械装置・システム、建物費、運搬、技術導入、知財、外注、専門家、クラウド、広告宣伝等(“専ら新事業に使用”の制限強め)。
中小企業成長加速化補助金売上高10億~100億未満で「売上高100億円を目指す」中小企業(“100億宣言”が前提)。投資下限1億円(建物・機械・ソフト等の対象経費で)。補助上限5億円/補助率1/2。事業期間は交付決定から24か月。建物(新設・増築)、機械装置(器具備品含む)、ソフトウェア、外注、専門家 等。賃上げ要件あり。
中堅・中小の大規模成長投資補助金(省力化等)中堅・中小企業(詳細は事務局サイト)。大規模投資かつ賃上げコミット前提。投資下限10億円。上限50億円/補助率1/3。賃上げ率は全国の直近3年の最賃年平均伸び率(現行4.5%)以上を3年間。最長2027年12月まで。省力化・拠点新増設等の大規模投資(最新設備導入・拠点増等)。

「自社に合う補助金」を探す簡単診断フロー(例)

  1. 資金投入の大きさは?
     低額(~200万円) →「持続化補助金」
     中額(数百万~数千万円) →「ものづくり」 or 「省力化」
     高額(1億円~) →「成長加速化」「大規模投資」
  2. 投資の目的は?
     販路・広報 → 持続化
     開発・付加価値 → ものづくり
     省力化・自動化 → 省力化補助金
     新事業・拡張 → 新事業/成長加速化補助金
  3. 採択されやすさを重視?
     第1回省力化補助金は採択率68.5%と高数字なので、意欲ある投資におすすめです。

補助金の相談は Re・Lab にお任せください

補助金制度は種類が多く、要件や採択ポイントも制度ごとに異なります。しかも、公募要領は専門用語が多く、単に条件に合っているだけでは採択されません。

Re・Lab が選ばれる理由は、次の通りです。

  1. 複数制度の横断比較が可能
    小規模事業者持続化補助金から大規模成長投資補助金まで、投資額・事業規模・目的に応じて最適な制度を提案できます。
  2. 採択ノウハウの蓄積
    これまで数多くの補助金申請を支援し、採択要因や不採択の理由を分析・改善する体制があります。採択率を高める申請書づくりが可能です。
  3. 事業計画のブラッシュアップ支援
    「書類作成代行」だけでなく、設備投資や販路開拓の戦略まで踏み込んだ提案を行います。補助事業が会社の成長に直結するよう設計します。
  4. 実行・報告まで伴走
    採択後の交付申請・実績報告・事業化報告まで一貫してサポート。途中のトラブルや修正依頼にも迅速に対応します。
  5. 最新情報のキャッチアップ
    公募スケジュールや要件変更などの最新情報を常に把握し、タイムリーに提案できます。

補助金は「資金をもらうこと」ではなく、「成長を加速させるための手段」です。
自社に本当に合った制度を選び、採択率を高めるためにも、ぜひRe・Labにご相談ください。

お問い合わせ先
合同会社Re・Lab 補助金コンサルティング 担当
TEL : 050-1808-8090